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2008年 10月 24日
呉に先人達への鎮魂歌を聞いた 大和ミュージアム・てつのくじら館より ~第Ⅱ章9節~
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波止場に展示されている、日本発の有人潜水調査艇「しんかい」。
実用最高深度は600mだそうです。
この「しんかい」の後、「しんかい2000」と続き、
そして現在は「しんかい6500」が稼働しています。
「しんかい6500」の最大潜航深度はなんと6,500m。
設計理論上では15000m近くまで潜れるそうで。

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同じく展示中の水中翼船「金星」。
子供の頃、母方の故郷へ帰る時に2、3度乗った事があります。
乗り心地は、あまりよくなかったように記憶してます。
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何故か犬のオブジェ。

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戦艦「大和」の時鐘(じしょう)です。
時を刻む鐘ですね。
30分ごとに当直が、この鐘を鳴らして艦内に時刻を知らせます。
0:30から1点鐘に始まり、1:00は2点鐘と続き、8点鐘で一巡。
4:30からまた1点鐘で2巡目が始まります。
そして、1日で6巡します。
打ち方も”2連区切り”と言う、独特の流儀があり、1点鐘は「カン」ですが、
3点鐘は「カンカン カン」という具合に二度鳴らした後に一拍空けて鳴らしました。
そう言えば、昔の映画に「八点鐘が鳴る時」っていうのがありましたなぁ・・・(古!

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後ろに戦艦「大和」の艦橋上部に装備されていた二重測距儀を模した休憩所があります。
実は、この波止場、この艦橋を模した場所から、艦首に向けて「大和」の甲板を表現しております。
もちろん、原寸大です。

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艦首は遥か向こうです。
広いでしょ。
では、行ってみましょう。

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途中、この様に装備が実際あった場所にタイルが埋め込まれてます。
これは対空砲のようですね。
この先はまた次回!


by shot-gan-army | 2008-10-24 11:01 | photograph


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