2008年 09月 26日
呉に先人達への鎮魂歌を聞いた 大和ミュージアム・てつのくじら館より ~第Ⅰ章2節~
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ミュージアムの海側はガラス張りになってます。
館内から外の波止場を見ると、仲睦まじいカップルの姿が。

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ミュージアムは3階建。
その中心に1/10の戦艦「大和」の模型が展示してあり、その空間は吹き抜け状態。
大和を中心に左周りに展示物を見ながら、上の階へ上がって行く導線になってます。
上の写真が最初に見学する「呉の歴史」展示室です。
展示室は、一応撮影禁止なので、ここまで。
この部屋がミュージアムの中心的な部屋だと思います。
明治から軍港と海軍工廠の街として栄え、
戦後は世界最大のタンカーを数多く建造する有数の臨海工業都市として、
発展してきた呉の歴史がよく解ります。
そして、「大和」の建造資料。
本物の設計図は必見。
そして、旧海軍の艦船や航空機の模型。
当時の資料映像。
戦争で亡くなれた方々の遺書。
残された方々の証言映像。
テレビ朝日が行った1999年の「大和」海底探査の映像。
その時、引き上げられた「大和」乗員の方達の遺品。
老齢の方、家族連れ、若いカップル、それこそ老若男女、さまざまな世代の方達が
皆、食い入る様に展示物をご覧になっておりました。

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「大和」を挟んで、右手の部屋は「大型資料展示室」
入って、すぐ右に鎮座する特殊潜航艇「海龍」

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零式艦上戦闘機62型

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栄三一甲型発動機と零戦

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この零戦は、終戦間際に琵琶湖へ不時着水し湖底に沈んでいた機体を1974年に引き上げて復元したものだそうです。
当初は京都嵐山美術館、そして和歌山白浜零パーク(共に閉館)に展示されていました。

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大型展示室全景
零戦の奥に見えるのは、左手に九三式魚雷と九五式二型魚雷
そして右手が人間魚雷「回天」十型試作
解る方も居られると思いますが、この展示室はある意味「特攻」の部屋ですね。

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あ~、また長くなってしまいましたね。
申し訳ありません。
このミュージアム、お盆明けの平日でも、そこそこのお客様の数。
恐らく、休日や祭日、子供達の長期休暇の期間はかなりの人出ではないでしょうか。
私的に、とても嬉しいことです。
最初の展示室の「回天」関連の映像を真剣に観て居られた、若いカップルさんが印象的でした。
目頭を潤ませる方、鼻水を啜る音(うちの奥さん含む)が聞こえる展示室を後に、私は淡々と上の階を目指すのであります。

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by shot-gan-army | 2008-09-26 16:54 | photograph


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